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お盆の食べ物にはどんなものがある?

精霊馬画像

一般にお盆というと、8月をイメージしますが、地域や宗派などによって、少しずつ違いがあります。

また、お盆の期間に帰省する人もいますが、どうしてお盆に帰省するという習慣が生まれたのかご存知ですか?

今回は、お盆の由来を知って、お盆にお供えする食べ物や親戚が集まったときにおすすめのグルメなどを紹介します。


この記事の監修者

ホテルプラザオーサカは、阪急電鉄「大阪梅田駅」から1駅の「十三駅」から徒歩5分にある複合型シティホテルです。
653室ある客室は、お一人様からグループやご家族様など様々なニーズに合わせてご利用頂けます。
仕事や旅行の疲れを癒して頂ける空間をご提供いたします。
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ご興味がある方はぜひご来店ください。レストラン一覧のURLはこちら。

そもそもお盆とは?

そもそもお盆とは、亡くなった人や先祖があの世から現世に戻ってくる期間と考え、供養するものです。

一般的に、8月が日本のお盆と考えられていますが、地域によっては7月だったり毎年お盆の期間が違ったりします。


どうしてそのように期間が違うのでしょうか?

そもそもお盆に、どういった意味があるのかわからない人もいるでしょう。

ここでは、お盆の基本情報について説明していきます。


お盆の期間はいつ?

一般的なお盆の期間は、8月13日から8月16日です。

ただ、地域によっては7月13日から16日を主流とする場合もあります。

これは暦が影響しています。

昔は太陰太陽暦を使っていましたが、明治6年から太陽暦に変更したため、暦が1ヵ月遅れてしまったのです。

また、7月は農作業が忙しいため、8月にお盆をするようになったという説もあります。

その他に、沖縄県や鹿児島県奄美地方では、旧暦の7月13日から7月15日を基準にするため、年によってお盆の時期が違うのが特徴です。

お盆の由来とは?

お盆は仏教行事の1つで、盂蘭盆会(うらぼんえ)や盂蘭盆(うらぼん)と呼ばれ、そもそもは、サンスクリット語の「ウラバンナ」からきているという説があります。

あるとき、釈迦の弟子が、自分の亡くなった母が極楽往生できていないことを釈迦に相談しました。

釈迦は弟子が徳を積むことで救えると教えましたが、弟子が亡くなった母を救った日が7月15日だったのです。

そこから、この時期には家族で先祖に思いをはせ、供養する習慣が生まれたといわれています。

この話は7世紀頃日本に伝わったとされ、始めは宮中の行事として行われていました。

鎌倉時代頃から庶民にもじわじわ広まり、江戸時代頃から一般的になったといわれています。


精進料理をお供えする地域が多い

お盆では亡くなった人や先祖をお迎えする意味があるため、お供えが必要です。

一般的なお盆の食べ物といえば精進料理です。

精進料理は僧侶特有の食事で、動物性の食材やにおいの強い食材を使わないのが特徴です。

どうして精進料理なのかというと、仏教では「五戒」という教えにより生き物の殺生を禁止しているからです。

その考えにのっとり、霊を供養し感謝する意味も込めて、精進料理を食べるのです。

お供えの品や料理は、地域や家庭、宗派などによって違うため、その家庭のしきたりに合わせて用意するのが良いでしょう。


お盆にお供えする食べ物は?

次に、精進料理以外にお盆にお供えする食べ物について紹介します。

どれも身近な物で、普段から食べている物ですが、それぞれに意味があるため、合わせて覚えておくと良いでしょう。

そうめん

そうめんをお供えする理由は、七夕に由来しているといわれます。

七夕で用いられる笹には先祖の霊が宿るとされ、牛をひく彦星の手綱や織姫の糸に見立てたそうめんが供えられました。

そこから、精霊牛の手綱や荷物を縛る綱に使ってもらえるようにとそうめんをお供えしたといわれています。

この他にも、そうめんを食べると熱病にかからないといった言い伝えがあり、家族の健康を願う意味が込められています。


精霊馬(きゅうりとなす)

精霊馬とは、きゅうりやなすなどを使って作るお供え飾りです。

きゅうりやなすなどに割りばしをさして、きゅうりを馬、なすを牛に見立てます。

足が速い馬には、「早く帰ってきてください」という意味が込められています。

また、ゆっくり歩く牛には、「ゆっくりあの世へ帰ってください」といった意味があります。

お供えが終わったら、昔は、川に流したり燃やしたりしていたようですが、現在はできません。

料理に使ったり、地域のゴミ分別に合わせて捨てたりしましょう。


おはぎ

おはぎはお彼岸にお供えすることが多いですが、実はお盆の時期もお供えとして使われるケースがあります。

小豆には魔除けの効果があるといわれており、もち米には五穀豊穣を願う意味があるようです。

おはぎは、お供えした後に食べると良いでしょう。

団子

団子には2種類あり、迎え団子と送り団子があります。

迎え団子とは、先祖を迎える際にお供えするものです。

帰ってくるまでの道中の疲れを癒してもらうために、あん団子にしたりみたらし団子にしたりします。

送り団子は、あの世に戻る際のお土産としての役割があるため、白い団子をお供えするのが一般的です。

天ぷら

信州や東北では、お盆に天ぷらをお供えする風習があります。

はっきりした由来は不明ですが、お供えする精進料理では野菜がたくさん使うため、野菜中心の天ぷらを家族や親戚にたくさんふるまったことから来ているという説があります。

天ぷらは、そうめんと一緒に食べる地域もあります。

うなぎ

仏教の教えからいえば、うなぎは殺生にあたるためNGですが、亡くなった人がうなぎが好きだった場合は、お供えとして使う場合があるでしょう。

お盆の時期は、土用丑の日を連想しやすいときでもあり、またお盆は夏の暑い時期なので、帰省した家族の夏バテ防止や疲労回復、エネルギー補給の役割としてもおすすめです。

お盆におすすめの!プラザオーサカのホテルグルメ

お盆で親戚が集まったときや家族が帰省したときに、おもてなし料理としておすすめのホテルグルメを紹介します。

★土用の丑の日限定商品★ 夏本番!土用の丑 鰻重セット

プラザオーサカの和食料理長特製のうな重は、自慢のたれでふっくら香ばしく仕上げています。

うなぎも大きくボリューム満点で、夏バテも吹き飛びそうですね。

前日までの予約限定のメニューなので、家族や親族の帰省に合わせて予約しておくと良いでしょう。
※7月22日~7月28日お渡し限定商品です。


まとめ

お盆は亡くなった人や先祖に思いをはせ、供養し感謝する期間です。家族や親族と集まって、美味しいグルメとともに、思い出話に花を咲かせるのも良いでしょう。お盆という風習を大切にすることが、家族や親族間のコミュニケーション不足を解消するのに役立つのかもしれません。

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