カレーに合うおすすめの肉の部位は?牛肉、豚肉、鶏肉ごとに紹介
みなさんはカレーを手作りする時、どんなお肉を使って調理しますか。
特にこだわりがないのでスーパーでよく見かける豚の細切れなどを使っている方もいれば、使用するお肉にこだわっているという方もいるでしょう。
カレーに合う肉の部位は牛肉、豚肉、鶏肉それぞれで異なります。
この記事では、カレーに合うおすすめの肉の部位を、牛肉、豚肉、鶏肉といった種類ごとにご紹介します。
目次
カレーに合うおすすめの肉を種類別に紹介
ビーフカレー、ポークカレー、チキンカレーの中であなたがもっとも多く作るカレーはどれでしょうか。
それぞれのカレーに合う肉の部位について解説していきます。
ビーフカレーに合う牛肉の部位は?
ビーフカレーを作る時におすすめの牛肉の部位は、牛バラ肉、牛すね肉、牛すじ肉、牛肩ロース、牛ひき肉などです。
牛バラ肉
牛バラ肉は、赤身と脂肪が交互に薄く重なっているので、肉質が柔らかく脂肪分が多いのが特徴です。
煮込むことで、より濃厚な旨味が引き立ちます。
牛すね肉・牛すじ肉
すじが多い牛すね肉は、ゼラチンによるプルプルとした食感が特徴です。
牛すじ肉の特徴は、たっぷり含まれているコラーゲン。
牛すね肉や牛すじ肉煮込むことで柔らかくなります。
牛肩ロース
牛肩ロースは、煮込み料理用にカットされているものやブロック肉を選ぶのがおすすめです。
牛肩肉は固くて脂肪分が少ないのが特徴で、たんぱく質やコラーゲンが多く含まれています。
牛肩ロースをカレーに入れる時は薄切りにして煮込むことで旨味が濃厚になりますよ。
牛ひき肉
牛ひき肉は、牛バラ肉や牛もも肉、牛すね肉などを合わせて細かく挽いたものです。
牛もも肉・牛すね肉のような、すじが多く調理しにくい部位も、細かくミンチされることで柔らかく食べやすい食感に。
牛肉の様々な部位の旨みとコクを味わうことができます。
ポークカレーに合う豚肉の部位は?
ポークカレーを作る際におすすめしたい豚肉の部位に関しては、特にこれでないと合わないという部位はありません。
豚バラや豚肩をはじめ、豚肉は部位を選ばずにカレーにマッチさせることができます。
強いておすすめを述べるのであれば、安く買うことができる細切れ肉、切り落とし肉、豚ひき肉です。
細切れ肉・切り落とし肉
細切れ肉は、肉を切り落とした後に出る様々な部位を集めたものです。
切り落とし肉は、肩やバラ肉などの特定の部位を集めたものになります。
豚の細切れ肉や切り落とし肉は、脂身がついて旨味がある部位も含まれているうえに、煮込み時間も少なくて済むので、カレーにはぴったりです。
豚ひき肉
豚ひき肉は、豚スネ肉や豚肩肉などを合わせて挽いたものです。
豚肉は火が通りにくい材料ですが、細かくミンチされることで火が通りやすくなり、調理時間を短縮することができます。
また牛ひき肉同様、豚スネ肉などの筋が多い部位も柔らかい食感になります。
味にクセがないので、味の濃い調味料、酸味や甘みのある調味料などを隠し味に使うことも。
カレーに様々なアレンジを加えたい方におすすめです。
その他の部位の豚肉
硬めの豚肩肉を使う場合は、長時間煮込むことで肉質が柔らかくなります。
また、栄養価が高くさっぱりとした味わいの豚ヒレ肉を使うと、カレーのコクを引き出してくれます。
チキンカレーに合う鶏肉の部位は?
チキンカレーに合うおすすめの鶏肉の部位は、ある程度脂肪がある手羽元、手羽中、鶏もも肉、鶏ひき肉です。
手羽元・手羽中
手羽元は、手羽先に比べて風味がさっぱりとしていて、煮込むことで美味しいダシが出ます。
手羽中は、 手羽先の先端部分を取り除いたもので、引き締まった肉質の部位のことです。
スペアリブとも呼ばれます。
もし時間に余裕があれば、骨付きの手羽元や手羽中を買ってきて、肉が骨から外れるほどよく煮込んでみてください。
鶏肉の旨味が濃厚なチキンカレーが出来上がりますよ。
鶏もも肉
調理時間を短縮したい場合は、大きめに切った後にカレー粉やにんにく、しょうがを揉み込んだ鶏もも肉を使ってみてください。
スパイシーな旨味の効いた、コクのある本格的なチキンカレーを手軽に作ることができます。
鶏ひき肉
鶏ひき肉は、鶏もも肉や鶏むね肉を合わせて細かく挽いたものです。
スーパーによっては、それぞれ分けて挽いたものが売られています。
豚肉同様、鶏肉は火が通りにくい材料ですが、細かくミンチされることで火が通りやすくなり、調理時間を短縮することができます。
鶏もも肉のひき肉は、脂身のコクや旨みを味わいたい方におすすめです。
あっさりと淡白な味わいが好きな方は、鶏むね肉のひき肉を選ぶといいでしょう。
カレーに合わない肉の部位を紹介
牛肉、豚肉、鶏肉のカレーに合う部位を解説しましたが、反対にカレーとの相性があまり良くない部位もあります。
それぞれの肉のカレーと合わない部位を解説します。
牛肉で合わない部位は?
カレーと合わない牛肉の部位は、サーロインや牛もも肉などの肉質の柔らかい部位です。
カレーは煮込んで調理するため、肉質の固い部位の牛肉を使う方が、出汁が出て美味しさを増す作用があります。
サーロインは肉質が柔らかいため、調理する時に火が通り過ぎてしまったり、ローストビーフにされることの多い牛もも肉は、カレーに使用すると食感がパサパサになってしまったりするため、おすすめできません。
豚肉で合わない部位は?
カレーと合わない豚肉の部位は、豚バラ肉などの肉質の柔らかい部位です。
牛肉と同様、カレーを作る時は、豚肉も固い部位を使用するのがおすすめ。
豚バラ肉は、肉質が柔らかく脂身も多いため、カレーに加えるとこってり感が増し、油っぽく感じてしまうかもしれません。
鶏肉で合わない部位は?
カレーと合わない鶏肉の部位は、ささみです。
香辛料が効いたカレーを作る時は、鶏肉のどの部位を使っても美味しくできます。
しかし、煮込んでカレーを調理する場合、あっさりとした風味のささみでは物足りなさを感じてしまうかもしれません。
2種類以上の肉を混ぜてもOK
牛肉や豚肉、鶏肉などが、少量ずつ残っている時は、混ぜて調理してしまっても大丈夫です。
それぞれのコクや旨味が、新鮮な味わいのカレーを作り出してくれます。
もし材料が少しずつ残ってしまっていたら、ぜひ試してみてくださいね。
大阪のカレーの激戦区はどこ?
みなさんは大阪のカレーの激戦区をご存知ですか?
大阪付近にお住まいの方には簡単な問いかもしれませんね。
大阪のカレーの激戦区として有名なのは松屋町と天満です。
大阪に旅行に行ってカレーが食べたくなった時は、ぜひこの2つの地域に足を運んでみてくださいね。
大阪のカレー激戦区①松屋町
松屋町は大阪市中央区にある町で、丁番を持たない単独町名。
「まっちゃまち」という愛称で親しまれています。
松屋町の商店街にはひな人形やおもちゃ、駄菓子、和紙といった伝統的な問屋や専門店が多く立ち並んでいます。
そんな昭和を感じさせるレトロな街並みが人気の松屋町はカレーの激戦区です。
チェーン店ではなく個人経営のカレー屋さんが多く存在し、松屋町の街並みにスパイスをきかせています。
大阪のカレー激戦区②天満
大阪市北区にある天満(てんま)は、日本一長い商店街である天神橋筋商店街があることで有名です。
かつての大阪の呼称である天下の台所を象徴する天満市場があることから、数多くの飲食店が存在します。
そんな天満もカレーの激戦区であり、テレビの取材が入るお店もたくさんあります。
天満を訪れた際には、チェーン店では味わえない絶品料理を楽しみたいですね。
通販でホテルグルメのカレーを味わえる
自分でカレーを手作りするのも楽しいですが、たまには外食したくなりますよね。
せっかく外でカレーを食べるのであれば、一流のレストランやホテルの味を楽しみたいと考える方も多いのではないでしょうか。
そんな方におすすめなのが、プラザオーサカのホテルグルメ通販です。
プラザオーサカのグルメ通販で売られている「スパイシーチキンカレー」は、スパイスの効いたコクのあるカレーソースと、味の染み込んだ柔らかい鶏肉が美味しいカレーです。
冷凍のまま沸騰したお湯に入れて温めるだけなので、簡単にホテルのカレーの味を楽しめますよ。
まとめ
ビーフカレー、ポークカレー、チキンカレーそれぞれに合う肉の部位があることがわかりましたね。
どの動物の肉を使うか、肉のどの部位を使うかによって、肉質や味わい、脂の量などに違いがあります。
つまり、材料である肉の選び方によって、カレーの味わいも変わってきます。
肉の種類や部位など、食材の細かな違いにこだわって、お好みのカレーを見つけてみましょう。
この記事を参考に、カレーに使用する肉を選んでみてくださいね。
また「プラザオーサカのグルメ通販」のご利用で、ホテルプラザオーサカの直営レストランのこだわりの味を、お家で気楽に味わっていただけます。
今回紹介した「スパイシーチキンカレー」はもちろん、なにわポークを使用した豚の角煮、なにわ黒牛の料理長特製ハンバーグ、牛肉と野菜のしぐれ煮など、弊ホテル自慢の料理をラインナップ。
気になる方は、ぜひプラザオーサカのオンラインストアをご覧ください。