こどもの日の定番の食べ物は?端午の節句の由来や意味も解説
こどもの日の食べ物と言えばなにを思い浮かべますか。
古くから食べられている伝統的な食べ物もあれば、最近になって見られるようになった多様化した食べ物もあります。
この記事では、こどもの日の由来や食べ物、お祝いにおすすめのホテルグルメについてご紹介していきます。
目次
こどもの日ってどんな日?
こどもの日の由来や端午の節句との違いについて説明していきます。
こどもの日の由来は?
祝日法によるとこどもの日とは、「こどもたちの人格を重んじ、幸福をはかるとともに、お母さんにも感謝する日」とされています。
ひな祭りが女の子の祭りなら、こどもの日は男の子の祭りとされていますが、実際にはこどもの日には性別は関係ありません。
こどもの日の始まりは1925年にジュネーブで6月1日を国際こどもの日として制定したことです。
その後、1954年に国連によって11月20日が世界こどもの日に制定されました。
こどもの日と端午の節句はどう違うの?
端午の節句とはもともと、奈良時代から続く伝統行事で「五節句」と呼ばれます。
五節句は季節の節目を表す日で、明治5年まではお祭りで賑わう祝日でした。
第2次世界大戦後、こどもの日などの祝日を新しく制定する際に、国民の文化的な日を祝日にすべきという意見があったため、5月5日がこどもの日に選ばれました。
こどもの日の代表的な食べ物
こどもの日に食べられる代表的な食べ物をご紹介していきます。
柏餅
こどもの日の食べ物として有名な柏餅は、上新粉を使って作った餅の生地にあんこをはさみ、柏の葉で包んで蒸したお餅です。
餅の中の餡には粒あんやこしあんが使われるのが一般的ですが、近年では味噌あん、芋あん・ずんだあんなどバリエーションに富んでいます。
京都では白味噌が使用されることもあるようです。
柏は、新しい芽が出てくるまで古い葉が落ちないことから、「子孫繁栄」を願う縁起の良い植物として江戸時代に端午の節句をお供物とされてきました。
柏の代わりにサルトリイバラや朴葉などの葉を代用する地方もあります。
ちまき
ちまきは、竹の皮にもち米を三角形に包んで蒸したものです。
ちまきはもともと、中国で水神のお供物として作られており、後に詩人の屈原の霊を鎮めることを目的に、彼の命日である端午の節句にちまきをお供えされていました。
現在ではちまきは、関西や中国地方で端午の節句に食べられており、上新粉を練って三角にしたものを笹の葉に包み蒸した外郎(ういろう)ちまきのような様々な種類が登場しています。
北海道〜関東甲信では中身がおこわのちまきが食べられることも少なくありません。
家庭でちまきを手作りするときは、おこわを笹の葉で巻くとちゃんとした食事として食べることができるので良いですね。
草餅
柏餅とは別に草餅という食べ物があるのをご存知でしょうか。
古来の中国では5という数字は良くないものと嫌われており、5月5日は不吉な日とされていました。
そこで、邪気を払う力があると言われる菖蒲(しょうぶ)やよもぎを用いた菖蒲酒やちまき、よもぎの葉をつきこんだ草餅を食べ、それらをお風呂に入れるといった文化があったようです。
その風習が日本に伝わり、端午の節句になると門前に菖蒲やよもぎを飾り、お風呂に入れるようになりました。
また、よもぎは薬草としても使われていたので、よもぎからできた草餅を食べて健康を願ったとも言われています。
タケノコ
4月から5月上旬が旬のタケノコもこどもの日に食べられる食べ物です。
タケノコは成長が早く生命力が強いことから、すくすくと健やかに育ってほしいという願いを込めて食べられるようになりました。
炊き込みご飯にすると、香りと食感が楽しめるのでおすすめです。
カツオ
端午の節句にカツオなどの魚を食べることもあります。
カツオは「勝男」という漢字が当てられることから、勝負に勝てる強い男になるようにという願いを込めて食べられます。
また、スズキやブリといった成長するにつれて呼び名が変っていく出世魚も縁起が良い食べ物とされています。
お寿司
最近では、こどもの日にちらし寿司やいなり寿司を食べる家庭も多くなっています。
こどものお祝いなので、こどもが好きな食べ物や食べやすいものを選ぶようになった結果なのかもしれません。
また、こいのぼりや兜の形をしたケーキなども販売されており、端午の節句の食べ物はバリエーションが豊富になってきました。
こどもの日におすすめ!美味しいホテルグルメ
こどもの日には美味しいホテルグルメを食べてお祝いをするのはいかがでしょうか。
大阪市のホテル、プラザオーサカではテイクアウト&ドライブスルーメニューが展開されています。
こどもの日におすすめの本格テイクアウトホテルグルメをご紹介します。
★花伝謹製★上巻寿司
こどもの日にお寿司を食べることは珍しいことではありません。
特別な日だからこそ、いつもよりちょっと本格的な巻き寿司を味わってみてはいかがでしょうか。
★花伝謹製★上巻寿司は、プラザオーサカの和食料理人が腕を振るって作っています。
伝統の味として受け継がれている酢飯にえび・うなぎ・いかなどが入れられ、1本1本丁寧に巻き上げられます。
中具には、玉子焼、うなぎ蒲焼、かに風味かまぼこ、えび、紋甲イカ、たくあん、きゅうり、椎茸ミンチ、とびこ、海老おぼろが使用されています。
★中国料理「大湖苑」特製★ 焼売弁当
中国料理「大湖苑」による手作りの焼売と旬の食材を楽しめる特製炒飯が入っており、ボリュームたっぷりの中華弁当です。
こどもの日の縁起物とされているタケノコがお弁当の具材に使われているので、こどもの日のお祝いにもぴったりです。
このお弁当を注文したい場合は、前日までに予約をしておく必要があるので忘れないように注意しましょう。
>>★中国料理「大湖苑」特製★ 焼売弁当【前日までのご予約限定】
まとめ
こどもの日の由来や食べ物についておわかりいただけたでしょうか。
こどもの日に伝統的な食べ物を食べるのもいいですし、こどもが好きなものを食べてもいいですね。
大阪市付近にお住まいの方は、ぜひプラザオーサカのテイクアウト&ドライブスルーを利用してみてください。