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初鰹と戻り鰹の違いとは?魚の特徴や旬、美味しい食べ方をご紹介

初鰹と戻り鰹の違いとは?魚の特徴や旬、美味しい食べ方をご紹介

初鰹と戻り鰹の違いをご存知でしょうか。

カツオという魚は長い距離を移動する回遊魚で、旬が2回あります。

カツオの特徴や旬を知っておくことで、より美味しく食べることができます。

この記事では、カツオの特徴や生息地、旬などの基礎知識から、初鰹と戻り鰹の違い、美味しい食べ方をご紹介していきます。


この記事の監修者

ホテルプラザオーサカは、阪急電鉄「大阪梅田駅」から1駅の「十三駅」から徒歩5分にある複合型シティホテルです。
653室ある客室は、お一人様からグループやご家族様など様々なニーズに合わせてご利用頂けます。
仕事や旅行の疲れを癒して頂ける空間をご提供いたします。
客室のURLはこちら。
夜景を一望しながら近江牛を味わえる鉄板焼「逢坂」、やみつきになるよだれ鶏が人気の中国料理「大湖苑」、静かな個室で旬の食事が愉しめる和食「花伝」など、味自慢の料理やドリンクを楽しむことができます。
ご興味がある方はぜひご来店ください。レストラン一覧のURLはこちら。

カツオの基礎知識

まずはカツオがどんな魚なのかを知っておきましょう。

特徴、生息地、漁獲量、含まれる栄養素について解説していきます。

カツオの特徴

カツオはスズキ目・サバ科に属する魚で、成魚になると40cm〜60cmほどの大きさになり、大きいものでは全長1m、体重20kgに達することもあります。寿命は10年ほどです。

背ビレをたたんで体の中に収めることによって水の抵抗を減らし、最高時速60kmものスピードで水中を泳ぐことができます。

胸ビレの少し後ろの辺りから前方にかけて、固いウロコがしっかりと付いています。

カツオの生息地

カツオは太平洋、大西洋、インド洋といった世界中の温帯から熱帯水域に広く分布しています。

カツオは回遊魚なので、春になると黒潮にのって九州南部を北上していき、秋には宮城県沖の親潮とぶつかるため、Uターンをして南下します。

カツオの成魚は水温7〜8℃ぐらいの低温の海でも生きることができます。

カツオの漁獲量

近年、カツオの漁獲量は、発展途上国を中心に急増し、2018年には304万トン漁獲され、その7割以上は太平洋で漁獲されています。

カツオの漁獲量は、1980年代まで日本が世界第1位でした。

しかし、インドネシアやフィリピン、韓国、台湾といった東南アジア諸国をはじめ、世界各国でカツオの漁獲量が増えたため、日本は現在カツオ漁獲量第4位になっています。

それでも日本のカツオ漁獲量は世界の7%を占め、約20万トンにも上ります。

カツオに含まれる栄養素

カツオは栄養が豊富な魚です。

脳を活性化させる脂肪酸DHAや血流を良くするEPA、たんぱく質(カツオはもっとも蛋質を多く含む魚)、タウリン、ビタミンD、ビタミンB、貧血を予防する動物性鉄分(ヘム鉄)、アミノ酸などたくさんの栄養素が含まれています。

さらにカツオの血合いには鉄分やビタミン、ミネラルが含まれているので、血合いまでしっかり食べるのがおすすめです。

初鰹と戻り鰹

初鰹と戻り鰹

初鰹、戻り鰹とはいったいどんなカツオなのでしょうか。

カツオは毎年北上と南下を繰り返しています。

春に日本南部の鹿児島辺りから北上し始めるので、九州南部では3月頃にカツオの漁が始まります。

その後カツオは、5月頃には本州中部、8、9月頃には三陸北部〜北海道南部まで北上し、そこからUターンして南下します。

このように、餌を探すために北上するカツオのことを「のぼり鰹」と言います。

初鰹とは

のぼり鰹の中でも、4〜6月頃に獲れるものを「初鰹」と呼びます。

赤々とした魚肉にあっさりとした味が特徴の、春の旬の食材の一つです。

戻り鰹とは

9月頃から南下をし始め、三陸沖で獲れるカツオのことを「戻り鰹」と呼びます。

この時期に獲れるものはカツオの第二の旬で、脂がよくのっていることから「脂カツオ」や「トロ鰹」とも言います。

初鰹と比べると、食感がもっちりとしています。

初鰹の美味しい食べ方

鰹のたたきをスーパーなどで買ってアレンジするだけで、美味しいカツオ料理が手軽に作れます。

鰹のたたきをそのまま使えば下処理も必要ないので、魚を捌くことが難しいと感じる方でも魚料理に挑戦することができますよ。

新たまねぎトッピングの鰹のたたき

薄く切った新玉ねぎをたっぷりとトッピングすることで、鰹のたたきがより美味しくなります。

にんにく、万能ねぎ、大葉も乗せて好みのタレをつけて食べるのがおすすめです。

簡単にできて美味しく仕上がるので、料理の時間を時短したい方や料理があまり得意ではない方でも作りやすいですよ。

鰹のたたきのカルパッチョ

鰹のたたきでカルパッチョを作るととても美味しいですよ。

玉ねぎ、大葉、みょうがと合わせ調味料として、麺つゆ、寿司酢、オリーブオイル、生姜、柚子胡椒を入れるとばっちりです。

香味野菜は切った後、氷水で冷やすとシャキシャキの食感になるので試してみてください。

初鰹をホテルグルメで味わおう

初鰹の美味しさを存分に味わいたいのであれば、ホテルグルメがおすすめです。

大阪市にあるホテル、プラザオーサカでは「伊良部島産まぐろ・かつお会席」をご用意しております。

伊良部島は沖縄県の宮古諸島に属する島の中で2番目に大きい島です。

外国の漁師町のような街並みが広がる自然豊かな島で獲れたマグロやカツオをご堪能ください。

料理の内容は以下の通りです。

〜伊良部島産まぐろ・かつお会席〜

伊良部島産まぐろ・かつお会席

小鉢4 種 (まぐろのしぐれ煮・まぐろの山かけ・まぐろの皮・まぐろのユッケ) 、お造り2 種(まぐろ・かつお) 、まぐろのステーキ、まぐろのしゃぶしゃぶ 、まぐろ丼 、水物

まとめ

初鰹とは、北上しているのぼり鰹の中でも4〜6月頃に獲れるもの、戻り鰹とは南下をし始め9月頃に獲れるものということがわかりましたね。

この2回の旬に味わうことでよりカツオの味を楽しめますよ。

カツオの旬には、ホテルや料亭で出される豪華な料理を堪能するのもおすすめです。

プラザオーサカの伊良部島産まぐろ・かつお会席で、旬の魚をじっくりと味わってみてはいかがでしょうか。